続・夢の空間クラリスの　　きらりきらら～♪

皆さん、こんにちは！
今日は、先日出た新刊「宇宙のリズムに沿った生き方」―新生地球への旅立ちー　より、エゴ（自我）を形づくっているモトである、「信念」という思い込みブロックを外していくことについての文章を転載したいと思います。

より高い周波数、心地よい周波数の中に身を置くという個とは、今まで自分がかかえてきた制限や限界、思い込みという枠組みからスイムアウトして、エネルギーの質が変化していくものだと感じています。

書籍の一部抜粋ですが、よかったらお役立て下さいね。

「宇宙のリズムに沿った生き方」　　新日本文芸社　


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顕在意識の中には種々の思考が詰まっています。その思考をもたらすもとをたどってみると信念、信条にいきつくんです。　信念とは思い込みのことで、こうあるべきとかねばならぬ、～に違いないといった思考が結晶化して固まったものをいいます。

　信念がどうして形づくられるのかというと、幼児期の環境、親からの影響、社会的・文化的影響、教育、宗教、人生における体験、過去生からの影響等が複雑に絡み合って、その人独自の意識の型（意型）が出来上がっていきます。　　この型にそって思考活動が行われ、それが肉体表面に出たときは、感情となって表れるのです。
　
　つまり、信念＞思考（思い）＞感情という順番なんですね。

　ですので、なにか感情が表れたときは、その下にどんな思考が働いたのか、そしてそのさらに奥にはどんな信念が影響しているのかを知ることで、私たちは次のステップを進むことが出来るのです。
　　逆説的にいうと、自らが無意識のうちに創っていた信念（思い込み）に気づき、そこを手放すことで、信念という決まった意型から自由になるんです。
　すると思考も縛られなくなるので楽になる。結果、感情も乱されないということです。

　例をあげてみますね。私自身の経験でお話しします。
　
それは、息子が不登校だったときのことです。

　毎朝、欠席の連絡を学校に入れるのですが、それが辛くてですねー、いくら明るく振る舞おうとしても、気持ちが重く晴れないんです。様々な感情が渦巻く中、しばらくしてから、なぜ私はこんな気持ちになるのだろうと自分の内深く見つめてみることにしたんです。

　そうしたらやっと奥にある日、自らの「信念」に気づいたんです。
　それは‘子供とは学校に毎日行くものである‘という「信念」でした。親からもそのように教えられ、自分自身も疑うことなく、そうであるべき、そうに違いないと決め込んでいたのでした。なので、その信念が崩されかねない出来事に出会ったため、エゴセルフが激しく抵抗しているんだとわかりました。　
　とはいえ息子をじーっと観察していたら、たとえ学校に行かなくても（行けなくても）、思いやりの心優しい子どもとしてちゃんと育っているし、ご飯をモリモリ食べているんですよ。
　　　出産時、母となった私が子どもに願ったことは、「どうぞ健やかで楽しく幸せな人生を彼が歩めますように…」と願っていたことを思いだしました。 　
　そのことを思いだしたら、なんだか泣けてきちゃって…、学校へ行かなくても、彼が彼として彼らしい人生を歩めばいいやって、自分のエゴの望みに合わせるのではなく、彼のイノチのリズムにあわせようって思えるようになったんです。　　
そうして、自分自身がたくさんの「ねばならぬ」とか「こうするべき」、「こういうものである」、「こうに違いない」といったものに縛られていることに気がつきました。

　この一件を通して私は「子どもは学校へ行くべきである」という信念があることに気が付き、その気づきが本当に腑に落ちた時、私はやっと長い間、自らにかけていた呪縛から解き放たれたのでした。
　　なので、「気づく」ということはとてもすばらしい錬金術だと思いました。
　（後日談ですが、その気づきがあった後、息子や家族に変化が訪れ、彼は現在楽しそうに通学しています）
　　どうぞ皆さんも、心に引っ掛かりのある時、感情が揺さぶられるときは、実は、自分を解き放つ素晴らしいチャンスが訪れているのだと信じて、自らの思考の奥にある「信念」は何かに目を向けてみてください。　　
信念とはあなたを不自由にさせている、思い込みの制限ブロック、「エゴブロック」なのです。
　　そこに気づくことで、あなたはより自由になり、イノチの望みと共に、愛や喜び、豊かさをこの世界に表現しやすくなります。 　
　これが意識の量子的飛躍、クォンタムジャンプです。

位相が変わり、ぽーんと次元が変わるわけです。
　　エゴセルフだけが自分ではないと気づくこと、イノチが身体に入ってスタディをしていること、私の正体は「意識」であると知ること、自分の心に巣食っている信念をみつめること…これらの一つひとつを身体で感じていくことが、エネルギーシフトです。
大変な時こそ、進化の最大のチャンスが訪れているのです。

　どうもがこうが、あがこうが、私たちは結果的に良くなるようにしかならないし、すべてのことは良くなるように出来ているのです！　表面の我の叫びを、内なる自己で見守り、なだめつつ、悠々と進んでいきましょうね。